これまでは、早期がんの中でもごく一部の病変だけが内視鏡治療の対象でした。
深達度（病変の深さ）が浅くても病変径が広かったり潰瘍瘢痕を合併した病巣は、外科手術に依存していました。
しかし、内視鏡の技術・器具の進化等によってこれまで内視鏡治療が困難であったがんを開腹せずに取り除くことが可能になりました。
なかでもESD（内視鏡的粘膜下層剥離術）は、より高度の医療技術を持った医師を必要とし、各地での要望が日々激増しております。

当院の院長は、このESD手術で福岡大学付属病院及び関連病院に招請され、多数の症例の施行を経験しております。
日々進歩している医療技術の中で、QOL（治療後の日常生活の質）の向上を目指して、患者様に身体的・経済的に負担の少ない治療の選択肢を提供できる様努めております。

ESD術法（内視鏡的粘膜下層剥離術）

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  印をつけた患部の中に薬液を入れこぶを作る

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  針状のナイフで周囲に切り込みを入れる

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  フック状のナイフで剥離面を削ぎ取る

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  患部の剥離完了